【オールカマー2018予想/出走予定馬分析】昨年クラシックの栄冠を勝ち取った舞台で再び秋のGⅠに向けて復活の狼煙を上げるのはアノ馬!?

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2018年9月23日(祝)

中山競馬11レース

第64回 産経賞オールカマー(G2)

中山芝2200m

 

《産経賞オールカマー2018/レース展望》

 

1986年から1994年までは『地方競馬招待競走』として行われ、そのオールカマーというレース名の如く、地方馬・3歳馬・外国馬等含めて『何でも来い!』といった非常にバラエティ豊かなメンバーが揃って行われていた重賞レースでした。1990年代にはビワハヤヒデ、ヒシアマゾン、サクラローレル、メジロドーベルといった歴史にその名を残すGⅠ馬が勝ち馬として名前を連ねており天皇賞・秋やジャパンカップ、そして同じ中山で行われる有馬記念に向けても重要なレースといった位置づけでしたが、その後札幌記念のGⅡ戦格上げや有力馬の始動が毎日王冠や京都大賞典に集中したこともあって夏のローカル重賞の延長線上的な意味合いの強いレースとなってしまい、勝ち馬もGⅡ~GⅢでは好勝負するもののGⅠではあと一歩足りないといった時期が続いてしまいました。しかし、2007~2009年に『中山マイスター』であるマツリダゴッホが同レースを3連覇してからまた風向きが変わってきた印象で、2011年勝ち馬アーネストリーや2016年勝ち馬ゴールドアクター、また2009~2010連続2着のドリームジャーニーといったGⅠ馬が秋のGⅠへのステップとして同レースに参戦したのを筆頭に、2014年2着ラキシスや2015年勝ち馬ショウナンパンドラが同レースをステップに後のGⅠを制したように近年は出走メンバーのレベルが再び上がってきており、特に近年はGⅠに向けてもチェックの欠かせない非常に重要度の高いレースとなっているのは間違いないでしょう。

 

今年もそれを証明するように春のドバイ遠征以来となり秋のGⅠ戦線で再び主役の座への返り咲きを狙う昨年のダービー馬レイデオロと、昨年のダービー以降は常に好走を続けているものの勝ち切れておらずここで復活へのキッカケを掴みたい皐月賞馬アルアイン、さらには一昨年の同レース勝ち馬で何とかスランプ脱出を期す有馬記念馬ゴールドアクターといった3頭のGⅠ馬を筆頭に、春のGⅠでも人気を集めたガンコダンビュライトといった重賞馬も出走を予定しており例年以上にハイレベルなレースが期待できそうです。休み明けの馬が多いだけに、その後に続くGⅠに向けても各馬の状態やレース内容はしっかりチェックしておきたいところですね。

 

《産経賞オールカマー2018/予想オッズ》

 

①人気 レイデオロ    2.1倍

②人気 アルアイン    3.5倍

③人気 ダンビュライト  3.7倍

④人気 ガンコ      6.0倍

⑤人気 エアアンセム   20.4倍

 

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オールカマー2018【1番人気分析】レイデオロ【消去データ】5頭

 

《産経賞オールカマー2018/出走予定馬分析》

 

レイデオロ(牡4)

騎手:ルメール 調教師:藤沢和(美浦)

主な勝鞍:日本ダービー(GⅠ)

神戸新聞杯(GⅡ)

ホープフルステークス(GⅡ)

今年初戦となった京都記念では主戦のルメール騎手が騎乗停止になった影響でバルジュー騎手が代打として騎乗しましたが、道中掛かるのを抑えきれずに前に行ってしまった分直線で伸びを欠いて3着に惜敗し、前走のドバイシーマクラシックでは少なからずその影響もあってかかなりのスローペースの中を後方に控える形を取り、道中何とかなだめながらの追走となって直線もこの馬なりに伸びてはいたものの楽に先行していた前3頭を交わすまでには至らずの4着完敗でした。近2走のレース内容には明らかな敗因があるのも事実で、昨年3歳ながらジャパンカップでシュヴァルグラン、キタサンブラックと互角以上のレースを見せて2着した実力は今回のメンバーにおいても最上位なのは間違いないでしょう。元々自在性のある脚質なので今回初コースとなる中山外回り2200mも十分対応できそうで、ドバイ帰り初戦に加えて大目標が先にあるだけに仕上がり面に不安があるのも事実ですが自力の高さでアッサリ勝利する可能性も十分考えられる1頭ではないでしょうか。

 

アルアイン(牡4)

騎手:北村友 調教師:池江(栗東)

主な勝鞍:皐月賞(GⅠ)

毎日杯(GⅢ)

京都記念2着をステップに臨んだGⅠ大阪杯では堂々の1番人気に支持され、レースでも好スタートから前々で先行する正攻法の競馬を見せましたが直線向こう正面で一気にマクって先頭に立ったスワーヴリチャードを必死に追ったものの残り100mで脚色が一緒になると外から伸びたペルシアンナイトにも交わされての3着完敗でした。初の海外遠征となった前走のクイーンエリザベス2世カップではかなり前掛かりとなったハイペースを先行して5着に失速しましたが、展開面に加えてタイトなローテーションでの参戦だったことからこれが本来の能力でないのは明らかだと思います。中山2200mは昨年のセントライト記念2着の実績があり、今年も2200mの京都記念で2着している実績から非根幹距離への適性はかなり高いものがありそうです。上記の2戦は共に休み明けだったことからいきなりでも動けるタイプなのも好材料で、先行脚質であることから前に行った馬が有利なコース形態も追い風と言えるのではないでしょうか。復帰戦として予定していた札幌記念を回避しての参戦だけに体調面で不安が残るのも事実ですが、能力面ではレイデオロにも引けを取らないだけに秋に向けて好レースを期待したいところですね。

 

ガンコ(牡)

騎手:藤岡佑 調教師:松本茂(栗東)

主な勝鞍:日経賞(GⅡ)

昨年の秋まではダートの1000万条件戦で頭打ちの成績だった同馬ですが、2歳以来の芝レースとなった江坂特別を2番手から楽に抜け出す正攻法の競馬で完勝し格上挑戦となった日経新春杯でも同じく2番手追走から直線粘って見せ場たっぷりの3着に好走すると、その後トントン拍子に日経賞まで勝利して本格化と同時に高い長距離適性を証明しました。前走の天皇賞・春こそ14着に大敗しましたが昨年秋から使い詰めのローテーションで余力が残っていなかったのも事実で、それでも2着シュヴァルグラン相手に真っ向勝負を挑んだ経験は今後に向けて大きな糧になるのは間違いないでしょう。とにかくスタートセンスが良く楽に先行できるのは先行有利な中山2200mにおいては大きな武器で、日経賞でも見せたように道中マクられても折り合いを欠くことない気性面も他馬と比べて中~長距離戦で有利に働くのは間違いないと思います。今年好調の藤岡佑騎手とも4戦3勝と相性抜群なのも心強く、今回過去最長の5か月ぶりの休み明けとなりますが大幅な馬体増さえなければGⅠ馬相手でも十分好勝負できる能力の持ち主だと思います。

 

ダンビュライト(牡4)

騎手:武豊 調教師:音無(栗東)

主な勝鞍:アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)

皐月賞3着、日本ダービー6着、菊花賞5着と現4歳世代の中でもトップクラスの能力がありながらその反面詰めが甘く勝ちきれない面もあった同馬でしたが、昨年末のサンタクロースステークスを正攻法の競馬で完勝すると続くアメリカジョッキークラブカップも2番手追走から直線早めに逃げ馬を捉えると、最後は猛追してくるミッキースワロー相手に2馬身差を付ける快勝で重賞初制覇を飾りました。その後2戦はあと一歩の成績が続いたものの、前走の宝塚記念では4コーナーで前が詰まって外に切り替える不利がありながらもそこからジリジリ脚を伸ばしての5着で復調を感じさせる好内容でした。アメリカジョッキークラブカップで今回と同舞台を完勝しているのは他馬と比べても大きなアドバンテージで、どんな相手でも大崩れせずに好走する安定感も同馬の武器と言えそうです。切れる脚がないため上がりの掛かる展開になりにくい中山2200mもプラスに働きそうで、道中うまくスローペースに持ち込んで縦長の展開になるようであれば重賞2勝目を飾っても不思議ない存在ではないでしょうか。

 

《出走予定馬分析から見る本命馬》

 

アルアイン(牡4)

前走の香港GⅠクイーンエリザベス2世カップこそハイペースを雁行態勢で先行してしまった影響もあって直線脚を使えずに5着に敗れてしまいましたが、それでも5着に粘っているのは同馬のGⅠ馬としての能力の高さの証明だと思います。菊花賞以来となった今年の京都記念でも斤量面で2キロのアドバンテージがあったクリンチャーにこそ先着を許しましたが、同世代のダービー馬レイデオロやGⅠ牝馬モズカッチャン、ディアドラには先着しての2着で世代トップクラスの能力を証明すると、続く大阪杯でも後方から競馬を進めた馬が上位を占める中正攻法の競馬で唯一先行して3着に粘ったのはかなり価値のある内容と言って問題ないと思います。今回復帰戦として予定していた札幌記念を回避しての参戦だけに体調面での不安は残りますが、それでも休み明けはこれまで2200mのGⅡを2戦して共に2着と好走しており、今回と同舞台のセントライト記念でも結果を残していることからコース適性の面でも有利と言えるでしょう。中山コースでは皐月賞を勝利しており好相性の舞台とも言えそうで、休み明けでも十分勝ち負けできるだけの能力がある1頭だと思います。

 

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